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【SNS疲れ解消】他人と比べて趣味を楽しめない…「好き」を取り戻す3つの方法

さんぽみちの、みつけもの

「SNSで他の人の素晴らしい作品を見るたびに、自分の未熟さに落ち込んでしまう…」 そんな経験はありませんか?

せっかく好きで始めた趣味なのに、いつの間にか他人との比較競争になってしまい、心が疲れてしまうのはとても悲しいことですよね。

今回は、そんな迷子になってしまったあなたの「好き」という気持ちを取り戻すためのヒントを、心理学の視点とリアルな体験談を交えてお届けします。

まずは、ある日の「さんぽみち」の日常を覗いてみましょう。

ましろは犬耳をぺたんと伏せて、スマートフォンの画面と自分のスケッチブックを交互に見比べながら深いため息をついた。

ましろ
ましろ

うぅ…SNSのみんな、絵が上手すぎるよぉ。わたしの描いた絵なんて、誰も見てくれないワン…

ひなげし
ひなげし

ふむふむ…。ましろちゃんの絵のこの子、とっても楽しそうに笑ってる。これを描いている時、ましろちゃん自身も笑っていたんじゃない?

ひまわり
ひまわり

ふむふむ…。ましろちゃんの絵のこの子、とっても楽しそうに笑ってる。これを描いている時、ましろちゃん自身も笑っていたんじゃない?

なぜ趣味で他人と比べてしまうの?「比較」の正体

ひなげしが気づいたように、あなたが趣味を始めた一番の理由は、純粋に「描くのが楽しかったから」「作ることが好きだったから」のはずです。

しかし、SNSが普及した現代では、世界中のトップレベルの作品や圧倒的な成果が、手のひらの上で簡単に目に入ってしまいます。

なぜ私たちは、見ず知らずの他人の作品を見て落ち込んでしまうのでしょうか。その原因は「才能がないから」ではありません。

心理学から紐解く「上方比較」の罠

人間の脳には、集団の中で自分がどの位置にいるのかを把握しようとする防衛本能が備わっています。

これを心理学の基礎理論である「社会的比較理論(Social Comparison Theory)」と呼びます。1954年に心理学者のレオン・フェスティンガーが提唱したこの理論によると、人は自己評価を正確に行うために、無意識のうちに他者と自分を比較する傾向があります。

特に、自分より優れている人との比較を「上方比較」と呼びます。これは向上心を生む一方で、SNSのような「常に上には上がいる環境」で行い続けると、深刻な自尊心の低下を引き起こすリスクがあるのです。

つまり、悩みの本当の原因はあなたの実力不足ではなく、「他人の成果が見えすぎる環境」によって脳が疲労し、錯覚を起こしているだけなのです。

【体験談】「自分のアイデアは無価値だ」と思い込んでいた日々

実は筆者自身も、かつてはこの「上方比較」の泥沼にハマり、深い葛藤を抱えていました。

SNSを開けば、そこにはプロ顔負けの「すごい人」たちの作品が溢れかえっています。それらを見るたびに、自分が心を込めて描いた絵がひどくちっぽけで未熟なものに思えました。

「こんな恥ずかしいもの、とてもじゃないけれど世の中には出せない」 「自分の考えていることなんて、誰の役にも立たない無価値なものだ」

そう本気で思い込み、ペンを握る手が止まってしまった時期があったのです。好きで始めたはずの趣味が、いつの間にか自分を傷つける刃になっていました。

知識の泉:信頼できるエビデンスとおすすめの一冊

他人の目を気にせず、純粋に趣味を楽しむためにはどうすればよいのでしょうか。ここで、ひまわりが読んでいた本をご紹介しましょう。

  • おすすめの書籍:『フロー体験 喜びの現象学』(M.チクセントミハイ著、世界思想社)

心理学者のチクセントミハイは、人が完全に物事に没頭し、時間や自我さえも忘れてしまう至福の状態を「フロー(Flow)」と名付けました。

フロー状態に入っているとき、人は「他人からどう評価されるか」という雑念から完全に解放され、「いま、ここにある作業のプロセスそのもの」に深い喜びを見出します。

他人との比較(結果)ではなく、目の前の創作(過程)に意識を向けることこそが、疲れた心を癒やす最高の特効薬なのです。

今日からできる!「好き」を取り戻すための3つのアクション

目的を「楽しさ」に戻し、フロー状態を作り出すための具体的な解決策を3つ提案します。

1. SNSから物理的に距離を置く(デジタルデトックス)

趣味の作業をしている時間だけでも、スマートフォンを別の部屋に置くか、通知を完全に切りましょう。

他人の発信や「いいね」の数を物理的に遮断することで、不要な上方比較を防ぎ、目の前のスケッチブックやキャンバスに没頭できる環境を作ることができます。

2. 「過去の自分」と比較する

比べる対象を「すごい他人」から、「1ヶ月前、半年前の自分」に変えましょう。

  • 「前は描けなかった手の形が、少し自然になった!」
  • 「前回より色の塗り方が丁寧になった!」

このように、自分自身の「成長日記」をつける感覚を持つことで、自尊心を着実に育てることができます。

3. 「過程」を味わう儀式を作る

結果(完成した作品やSNSでの評価)ではなく、それを作っている時間(過程)そのものを楽しむ工夫を取り入れてみてください。

例えば、絵を描き始める前にとっておきの紅茶を淹れる、お気に入りのBGMを流すなど、自分だけの「心地よい儀式」を作ることが、フロー状態へ入りやすくするコツです。

【体験談】勇気を出して投稿してみて気づいたこと

「自分の作品なんて無価値だ」と怯えていた筆者ですが、ある日思い切って、X(旧Twitter)に自分の作品を投稿し始めてみました。

するとどうでしょう。しばらく続けていますが、誰一人として私の作品を非難してきたり、笑ったりする人はいなかったのです。

自分が恐れていたのは、他人の目ではなく、自分自身が作り出した「見えない完璧なハードル」でした。世界は想像以上に優しく、誰も他人の趣味に対して目くじらを立てたりはしません。

その時、深く腑に落ちました。「結局のところ、自分が楽しんだもの勝ちなのだ」と。

まとめ:あなただけの「好き」を大切に

他人の花壇に咲く花がどれほど立派で綺麗に見えても、あなたが一生懸命育てている花の価値が下がるわけではありません。

焦らず、自分のペースで、あなただけの「好き」という花を咲かせていってください。純粋に楽しむ心を取り戻せば、趣味は再びあなたを癒やす最高の味方になってくれます。

ましろ
ましろ

そっか!わたしは描くのが好きなんだ!…ねえ見て見て!ふたりのすっごい変顔描けたワン!

温かい光が差し込むリビングには、再び純粋な「好き」の気持ちが満ち溢れていた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 あなたの趣味の時間が、再び心躍るものになるよう応援しています!

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