大切なパートナーと些細なことで衝突してしまい、お互いに無言のまま時間だけが過ぎていく……。 そんな経験、誰にでもありますよね。
心の中では「ちょっと言いすぎたな」と反省していても、いざとなると素直に謝れない。 今回は、そんな意地の張り合いを終わらせる、魔法のタイミング作りについてご紹介します。
まずは、当ブログのオリジナルキャラクターたちと一緒に、この悩ましい状況を紐解いてみましょう。

はぁ……喧嘩した後のあの無言の時間、本当に息が詰まるよね。どうしてあんなに素直になれないんだろう……
ふむ。感情的になった後は、誰しも自己防衛の心理が働くものです。客観的に分析すれば、解決の糸口はすぐそこにあるのですが
そうそう!どっちかが少しだけ『きっかけ』を作ればいいのよ。意地を張ってても疲れるだけだもの!
なぜ私たちは素直に「ごめんなさい」と言えないのか?
近しい関係であればあるほど謝りにくいのは、「自分だけが悪いわけじゃない」「相手にも非がある」という防衛本能が強く働くからです。
ひなげしが分析するように、実は双方が「早く仲直りしたい」とチラチラ様子を伺っているケースがほとんどです。 しかし、恥ずかしさやプライドが邪魔をして、身動きが取れなくなってしまいます。
特に、日頃から言葉を正確に伝えようとする真面目な人ほど、この罠に陥りやすい傾向があります。 「どう言えば自分の意図が正しく伝わるか」「どの言葉を選ぶのが適切か」と、頭の中で言い回しばかりを考えすぎてしまい、結果として行動(謝罪)が遅れてしまうのです。
思考を巡らせている間に、気まずさだけがどんどん部屋に定着していく……。 これが、沈黙が長引いてしまう大きな原因です。
相手を論破することや、自分の正当性を主張することは、二人の幸せには繋がりません。 どれだけ険悪な雰囲気になっても、意地の張り合いを早く終わらせる工夫が求められます。

頭の中で『正解の言葉』を探しすぎるあまり、行動が伴わなくなってしまう。非常に論理的なジレンマですね
うん……せっかく一緒にいるのに、気まずい空気のままだと辛いよぉ。早く仲直りする方法を知りたいな……
だからこそ、言葉に詰まるなら行動あるのみよ!難しく考えすぎないのがポイントね!
気まずさを打破する3つの修復アクション
頭の中で言葉選びに迷ってしまうなら、ひまわりやましろのように「行動」からアプローチしてみるのが一番の近道です。 意地を張らずに謝るための、具体的な3つのアクションをご紹介します。

- 「モノ」をクッションにして声をかける
- いきなり「ごめん」と言うのが難しければ、お茶を淹れたり、ちょっとしたお菓子を差し出したりしてみましょう。
- 「これを機に話そう」という無言のサインになり、相手も受け入れやすくなります。
- 「自分の非の部分だけ」先に謝る
- 喧嘩の原因や相手の非は一旦横に置きます。
- 「さっきは感情的に言いすぎてごめんね」と、自分の態度についてのみ謝罪を切り出すのがコツです。
- スキンシップや非言語のサインを使う
- 言葉がどうしても出ない時は、隣にそっと座る、肩をトントンと叩くなど、身体的な接触を図りましょう。
- 「もう敵意はないよ」ということを体現するのが、非常に効果的です。
さんぽみちの図書室:心理学が証明する「仲直り」のコツ
ここで、良好なパートナーシップを築くための信頼できるエビデンスと、おすすめの一冊をご紹介します。
【エビデンス】修復の試み(Repair Attempts)
ワシントン大学のジョン・ゴットマン博士の研究によると、良好な夫婦関係を維持する秘訣は「喧嘩をしないこと」ではありません。 関係を修復しようとする「修復の試み(Repair Attempts)」を、双方が受け入れられるかどうかにかかっていると結論付けています。
無言でお茶を出すような小さな行動も、立派な「修復の試み」です。 (参考:Gottman, J. M., 1999. The Marriage Clinic: A Scientifically Based Marital Therapy. W.W. Norton & Company.)
【おすすめの書籍】
- 『夫婦・カップルのためのアサーション』(著者:野末武義、出版社:金子書房) 相手を傷つけず、かつ自分の気持ちも我慢しない「アサーション(適切な自己表現)」の技術が学べます。言葉選びに迷ってしまう真面目な方にこそ、読んでいただきたい一冊です。
素直になれるあなたへ(まとめ)
謝るタイミングを作るのは、どちらが「上」か「下」かを決める勝負ではありません。 一番大切なのは、「あなたとの関係をこれからも大切にしたい」というメッセージを届けることです。
ほんの少しの勇気と思いやりがあれば、雨降って地固まるように、二人の絆はもっと強くなります。 意地を張ってしまいそうな時は、一度深呼吸をして、温かいお茶と一緒に声をかけてみませんか?

そっか!完璧な言葉が出なくても、まずはお茶を淹れて隣に座るだけでいいんだね!
そうよ。ほんの少しの勇気と思いやりで、二人の時間はもっと温かいものになるんだから!
頭の中で論理を組み立てるよりも、まずは行動を示す。それがパートナーシップにおける最適解というわけですね

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